日本テレビ「DayDay.」・フジテレビ「Live News イット!」出演、日本テレビ「news every.」コメント出演
女性の薄毛(FAGA)の治療は、当院では3ヶ月で抜け毛が減り、6ヶ月で分け目やボリュームの変化が分かり、12ヶ月まで短く細い毛を太く長く育てる、という順番で進みます。3ヶ月で見た目が変わらなくても、抜け毛が減っていれば治療は進んでいます。ただし、生えてほしい場所に6ヶ月たっても全く変化がないときは、治療を見直す節目です。
「始めて3ヶ月たつのに、鏡を見ても変わらない」「この治療は、いつまで続けるのだろう」「やめたら、全部もとに戻るのではないか」。女性の薄毛治療で、効果そのものと同じくらい多く聞かれるのが、期間についての質問です。これから始めるかどうか迷っている方も、いつまで続くのかが見えないと決めにくいと思います。この記事では、1ヶ月目から12ヶ月目までに頭皮で何が起きているかと、1年たったあとの「減らす」「やめどき」の考え方を分けて答えます。
女性の薄毛治療の期間:1年目に頭皮で起きていること

女性の薄毛治療で使う薬は、大きく2種類です。男性ホルモンが毛根にはたらくのを妨げて進行を止めるスピロノラクトンと、細くなった毛を太く長く育てるミノキシジル(内服・外用)です。「止める薬」と「生やす薬」を同時に動かすので、変化には順番があります。最初に変わるのは抜け毛の本数、次に分け目の地肌、その次にボリュームです。
| 1〜2ヶ月 | 見た目はまだ変わらない。ミノキシジルを使う方は、この時期に一時的に抜け毛が増えること(初期脱毛)がある |
| 3ヶ月 | 抜け毛が減ったことが分かる。診察ではマイクロスコープで、生えてきていることが分かる。生え際が後退しているタイプでは、見た目まで変わる方もいる |
| 6ヶ月 | 分け目の地肌が目立たなくなり、ボリュームの変化が写真で分かる。ただし、まだ短く細い毛が残っている |
| 12ヶ月 | 短く細い毛を太く長く育てきる。ここで1年の評価をして、減らせるか・どう続けるかを決める |
見た目が変わらない3ヶ月のあいだも、抜け毛が減っていれば、治療は進んでいます。この記事の残りは、その中身の説明です。
ひとつだけ、先に切り分けておきます。産後や、高熱や急なダイエットのあとに増える抜け毛は、多くが時間とともに戻る一時的なもので、期間の考え方が違います。産後は半年〜1年、ダイエットや高熱のあとの抜け毛は3ヶ月ほど(長くても半年)で落ち着くことが多いので、その期間を過ぎても抜け毛が落ち着かないときに、FAGAの可能性を考えます。ただし、見るのは期間だけではありません。期間にかかわらず、分け目や頭頂部だけが薄くなっていく、細く短い毛が混じってきた、というときは、一度マイクロスコープで頭皮を見ておくと安心です。見分け方は産後の抜け毛はいつまで?戻らないときの見分け方に任せて、この記事は「治療が要る薄毛」の時間軸に絞ります。
当院では、院長が毎回、直接診察します。頭皮を拡大して見ないと分からないことが多いためです。初診料・再診料・カウンセリング・血液検査(※医師が医学的に必要と認めた場合)は0円です。
予約の前に聞いておきたいことがあれば、LINEでご相談いただけます(相談だけでも構いません)
3ヶ月で変化が見えないのは、治療が効いていないから?
3ヶ月は、鏡が変わらず「効果がない」と感じて、やめたくなる方が多い時期です。毎日薬を飲み、塗っているのに鏡が変わらなければ、「自分には効かないのでは」と不安になるのは当然だと思います。ただ、3ヶ月の時点で見るべきものは、見た目ではなく抜け毛の量です。
当院ではスピロノラクトンを少ない量から始め、3ヶ月の時点で抜け毛がどれだけ減ったかを見て、次の組み立てを決めます。枕や排水口、ブラシに残る本数が始める前より減っていれば、進行は止まり始めています。診察ではマイクロスコープで毛の太さと本数を見るので、本人が「増えた気がしない」と感じていても、3ヶ月あれば生えてきていることは分かります。スピロノラクトンが最初に変えるのは抜け毛の本数だということは、スピロノラクトンの効果が出る時期と、やめたら戻るかで薬の側から詳しく書いています。
一方で、3ヶ月で見た目まで大きく変わる方もいます。院長の実感では、女性で前頭部の生え際が後退しているタイプは、治療で生え際が前に出てきやすく、変化が早く見えることが多いそうです。また、産毛のような細い毛でも、根元が埋まってくると分け目は意外と良い見た目になる、というのも院長の実感です。生え際がどこまで戻るかは女性の生え際後退・おでこはげは戻る?男性のM字との違いと、治療で戻る範囲を医師が解説に写真つきで書いています。3ヶ月で見た目が変わらないのは珍しいことではない、という話であって、変わらないのが普通という意味ではありません。
見た目が後からついてくる理由は、毛の生え方そのものにあります。髪は1日に約0.4mm伸び、1本の毛は2〜6年の成長期のあと、2〜3ヶ月の休止期を経て抜け、同じ毛穴から次の毛が生えてきます出典:参考文献2(日本皮膚科学会 皮膚科Q&A)。FAGAでは、この成長期が短くなって、1本1本が太く長く育つ前に抜けるようになり、細く短い毛が増えていきます出典:参考文献1(診療ガイドライン2017)。薬で成長期が戻っても、新しい毛が1日0.4mmずつ伸びる速さは変わりません。3ヶ月で生えた毛は3〜4cmほどで、分け目の地肌を覆うにはまだ足りないのです。見た目が変わらないのは、薬が効いていないからではなく、育った毛がまだ短いからです。
この時期に、もうひとつ知っておいてほしいことがあります。ミノキシジルを使い始めた1〜2ヶ月に、一時的に抜け毛が増えることがあります(初期脱毛)。薬が毛の周期に働いたときに起こる正常な反応で、程度の差はあっても起こるものです。抜ける量は、その人の進行度と、髪の長さや髪型で変わります。髪が長い方は排水口の本数が目立つので驚きやすいのですが、ピークは飲み始めて1ヶ月前後で、2〜3ヶ月で落ち着きます。長く続くことは稀で、当院では3ヶ月を超えて続いた方はいません。長引くときは、経過を見て判断します。スピロノラクトンだけで治療している方が初期脱毛を訴えることは、当院ではほとんどありません。なお、飲んだり飲まなかったりすると初期脱毛が長引いたり、発毛が遅れたりすることがあるので、毎日同じように続けることが、この時期をいちばん短くする方法です。初期脱毛だけを詳しく知りたい方は、ミノキシジルの初期脱毛はいつからいつまで続くかを読んでみてください。
3ヶ月のあいだに、ご自身でできることがひとつあります。月に1回、同じ角度で写真を残すことです。明るい場所で、できるだけ影ができないようにして、前頭部は左から右まで5つの角度、頭頂部は前後で5つの角度を撮ります。光や角度で地肌の見え方は大きく変わるので、比べるときは同じ角度で撮れたもの同士を並べます。鏡で毎日見ていると気づけない差が、3ヶ月前の写真と並べると分かることがあります。写真は診察に持ってきていただければ、スコープの所見と合わせて一緒に見ます。
6ヶ月でどこまで変わる?「治った」と感じる人が見ているもの
6ヶ月は、見た目の変化が分かる時期です。当院の患者さんでは、分け目の地肌が目立たなくなり、ボリュームの変化が写真で分かる方が多くなります。院長の言い方では、6ヶ月で見た目の改善はかなりあるものの、まだ小さい毛が残っている、という段階です。ミノキシジルは「生やす薬」なので、毛の太さと本数の変化が写真で見えてくるのがこのころになります。生やす側の薬については女性用ミノキシジルの効果と安全性で説明しています。
治療中の方が「治った」と感じるとき、見ているものはひとつではありません。院長の言い方では、分け目の幅が狭くなること、産毛だった毛が硬い毛に変わること、スタイリングで隠さなくてよくなること、ボリュームが出て透けなくなること、どれもあるそうです。鏡で何かひとつ「前と違う」と気づいたら、それが6ヶ月の変化です。20代から70代までの実際の経過は、20代〜70代の改善例(3〜12ヶ月の経過写真)と、戻る人・戻りにくい人の違いに写真つきでまとめています。
6ヶ月は同時に、治療を見直す節目でもあります。6ヶ月の時点で何を見るかを、表にしておきます。
| 抜け毛の量 | 始める前より減っていれば、進行は止まっている。3ヶ月の時点と比べて減っていなければ、薬の組み立てを見直す |
| 分け目・透け(写真) | 同じ角度の写真で分け目の幅が狭くなっていれば、生やす薬が効いている。写真で変わらなくても、スコープで太い毛が混じってきていれば、育つのを待つ段階 |
| 毛の太さ(スコープ) | 細い毛の中に太い毛が増えていれば順調。細い毛のままで変わらない部位があれば、その部位の治療を強くするかを相談する |
院長は、明らかに生えてほしい場所に6ヶ月で全く変化がなければ、少なくともその部位には効いていないと判断する、6ヶ月未満でそう判断することはあまりない、と言います。見直すというのは、やめるという意味ではありません。重症度の高い薄毛に軽い治療では効果が出にくいので、治療の強さを上げればさらに望めることが多いからです。効きが足りないときも、スピロノラクトンの量を増やすより、ミノキシジルなど組み合わせる薬のほうを調整することが多い、というのが院長の進め方です。他院や個人輸入の薬から当院に切り替えた方は、当院の薬で6ヶ月見てから判定します。それまでの期間は数えなくて大丈夫です。当院の薬で6ヶ月、一緒に見ていきます。
なぜ「1年目は土台」なのか?6ヶ月から12ヶ月のあいだに起きていること
6ヶ月で見た目が変わったのなら、そこでやめてもよいのではないか、と思う方もいると思います。けれど、6ヶ月の頭皮には、育ちかけの毛がまだたくさん残っています。院長は、この1年をこう捉えています。
薄毛治療としての1年目、大事な土台を作るための一年です。6ヶ月で見た目はかなり良くなりますが、まだ小さい毛が残っています。それをさらに育てるのが、次の12ヶ月です。
土台づくりには順番があります。まず、抜け毛を止めること。スピロノラクトンが男性ホルモンのはたらきを妨げて、毛が細くなっていく流れを止めます。これが3ヶ月までの仕事です。次に、細く短くなっていた毛を、太く長く育て直すこと。ミノキシジルが成長期を押し広げ、1本1本が育っていきます。6ヶ月で写真に出てくるのはその途中経過で、12ヶ月までかけて育てきります。そのうえで、戻った状態をどう保つかを、12ヶ月の評価で決めます。「どこまで戻ったか」「これ以上を望むか」を見て、次の1年の治療の強さを決めるのです。6ヶ月でやめると、育て直しが途中で止まります。
この時間軸は、研究でも同じ長さで組まれています。海外の研究では、低用量のミノキシジル内服とスピロノラクトンを併用した女性で、12ヶ月後に抜け毛と毛量が改善したと報告されています出典:参考文献3(Sinclair 2018)。飲み薬の抗男性ホルモン薬(当院より多い量のスピロノラクトンなど)で1年以上治療した女性80名を追った研究でも、88%が「進行が止まる」か「改善」で、年齢や閉経の有無は結果を左右しませんでした出典:参考文献4(Sinclair 2005)。どちらも対照群を置かない研究で、薬の量も当院の組み立てとは違いますが、評価の単位が「1年」であることは共通しています。土台の薬のうち外用のミノキシジルは、日本皮膚科学会のガイドラインでも女性の薄毛に推奨度Aで勧められています出典:参考文献1(診療ガイドライン2017)。
外用を続けられるかが心配な方もいると思います。女性は化粧の延長のようなものなので取り入れやすい、というのが院長の実感で、夜のスキンケアと同じ流れで頭皮に塗る形にすると、習慣として続きやすくなります。濡れた髪を拭いたときに透けるのが気になる方には、内服だけの組み立てもあります。重症度の高い方が注射(発毛メソセラピー)を足す場合も、注射だけで続けるのではなく、土台の薬と組み合わせる位置づけです。注射の中身は女性の発毛メソセラピーについてに分けて書いています。
当院の治療のコースが12ヶ月を単位にしているのも、治療の評価が約1年のサイクルだからです。12ヶ月コースはコースの料金をまとめてお支払いいただく形ですが、途中でやめた場合は未使用分を返金するので、1年縛られるという性質のものではありません。コースの仕組みはFAGA治療の費用と12ヶ月コースの仕組みに、料金は料金ページにまとめています。
1年たったら、FAGA治療はいつまで続ける?「減らす」と「やめどき」の考え方
「一生続けるのですか」という質問には、正直に答えます。FAGAは進行性なので、一定の期間で卒業できる治療ではありません。ただ、1年目と同じ強さをずっと続けるという意味でもありません。1年の評価を見て「減らす」に進める方は実際にいます。状態が安定した2年目以降の通院は、2〜3ヶ月に1回の方が多いです。
減らすことを考え始める目安は3つです。発毛の度合いが良好で、それが長い期間維持されていること。これ以上の発毛が見込みにくいこと。十分な発毛でなくても、ご本人が「これくらい維持できれば良い」と感じていること。このどれかに当てはまれば、薬を減らして様子を見る相談を始めます。当院で減らす相談を始めるのは、治療開始から12ヶ月以降が多く、減らすときは外用のミノキシジル(リキッド)や注射から減らすことが多いです。減らしてうまく維持できている方はいますが、状態によるので、誰でも減らせるとは言えません。院長は、見極めと治療の選択が大事だと言います。進行度と治療の強さは合わせる必要があるので、発毛が必要な状態の方を、進行を止めるだけの薬に落とすのは難しいのです。減らし方の手順と、減らした後の経過の見方はスピロノラクトンの上手なやめ方(減らし方と、やめた後の経過の見方)に書いています。
では「やめどき」はいつか。院長の答えは、自分の髪がいらないと思ったときです。実際には、今の時代は何歳でも若いので、その歳なりの「髪が欲しい理由」が続きます。結婚するまで、子どもが卒業するまで、定年するまで、第2の人生で若くいたいから。だから当院では、やめどきを一律の基準では決めず、健康面、気持ち、経済的な事情に加えて、就職活動や開業の予定といった社会的な状況もふまえて、一緒に考えます。
やめたらどうなるかは、隠さずお伝えします。スピロノラクトンをやめると、3〜6ヶ月で抜け毛と薄毛が戻ってきます。放っておけば、1年ほどで元の状態に近づきます。治療のせいで余計に抜けるのではなく、本来の年齢なりの薄毛に向かって進むのですが、一度生やした分が抜けるので、量は多く感じます。一方で、やめても再開すれば髪は戻ります。短い期間なら支障はほぼありません。ただ、やめている期間が3年、5年と長くなるほど不利になることは間違いない、と院長ははっきり言います。妊娠を考え始めた方は、妊活を始める時点で薬を中止し、妊娠中は薬を使わず診察だけを受けて、再開は産後、授乳が終わってからにしています。妊娠・出産で休んだあと、再開して戻った方もいます。
途中でやめても解約費用はかかりません。やめる相談で怒られることもありません。そのあたりの不安はFAGA治療は途中でやめられる?解約費用とやめた後の髪についてに分けて書いています。
治療の期間は人によって違う?期間を左右する3つのことと、始めどき
ここまでの3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月は、当院の患者さんに多い経過です。同じ薬でも、戻る速さと戻る度合いは人によって違います。院長は、その差を決めるのは進行度と治療の強さと服薬コンプライアンスの3つだと言います。
1つ目は進行度です。どのくらい早く来たか、と言い換えてもいいと思います。マイクロスコープで見たときに細い毛が残っていれば、それを太く育てる余地があります。毛穴だけになっている場所が多いほど、戻すのは難しくなります。もちろん治療の強さを上げればましにはなります。女性の場合、院長は男性ほど悲観していません。女性は男性より重症度が低いことが多く、戻らないということは、まず思わないからです。強いていえば、重症度が高く、すかすかの状態まで進んだ方は難しくなります。年齢についても、女性は男性ほど気にしなくてよく、高齢でもかなり戻るというのが院長の実感です。70代女性の頭頂部の8ヶ月の経過は、その一例です。
2つ目は治療の強さです。内服だけか、内服に外用を足すか、注射を組み合わせるかで、到達点と、そこまでの期間が変わります。当院では、重症度と年齢、許容できる副作用の内容、どこまで生やしたいかの希望の4つで組み立てを決めます。「ここまでやらないと難しいと思う」という話はしますが、それより弱い薬での想定も含めてお話しして、検討してもらいます。減らせる場合は減らす提案もします。高いプランほど良い、ということはありません。
3つ目は続け方です。毎日同じように飲み、塗ることで、3ヶ月・6ヶ月の評価が初めて意味を持ちます。飲んだり飲まなかったりすると、効いていないのか飲めていないのかが分からなくなり、初期脱毛も長引きます。続けるうえでの現実的な線として、お酒は完全な禁酒までは求めていません。過剰でなければ構いません。通院は、副作用を確かめる1ヶ月目と、評価の節目の6ヶ月目・12ヶ月目が最低限で、3ヶ月目・9ヶ月目も来ていただけると経過が追いやすく、毎月でも歓迎しています。
最後に、始めどきについてです。「やめられないなら、始めないほうがいいのでは」と迷う方は多いと思います。その迷いは自然ですし、院長も気持ちはすごく分かると言います。そのうえで、営業の言葉ではなく本音として、こう伝えています。「10年後に髪が欲しくなっても元のようには改善しない。今が一番治る時。」「いらないと思えばいつでも止められるのだから、気づいて気になっている今が一番の始めどきでチャンス。」手遅れという状況はないと院長は考えていますが、遅くなることで治療的に不利になったり、余計に治療費がかかったりすることがあるので、その点は判断材料としてお伝えしています。
当院では初診で頭皮をスコープで見て、進行度と治療の選択肢をお話しします。治療を始める方は、そのときに比較用の写真を撮ります。初診料・再診料・カウンセリングは0円で、その日に決めなくて構いません。持ち帰って考えていただいて構いませんし、決めるのはそれからで十分です。
始めるかどうかは、頭皮の状態を一度見てからで十分です。
よくある質問
Q. 3ヶ月で効果がないと感じたら、やめたほうがいいですか
3ヶ月で分かるのは「抜け毛が減ったか」で、見た目の変化は6ヶ月ごろから分かる方が多いです。3ヶ月で見た目が変わらなくても正常な経過なので、ここでやめるのはもったいない時期です。枕や排水口の抜け毛と、同じ角度で撮った写真を、3ヶ月前と比べてみてください。
Q. FAGA治療はいつまで続ける必要がありますか
FAGAは進行性なので、一定期間で卒業する治療ではありません。1年目を土台にして、その後は減らせるかどうかを状態で判断します。発毛が良好で長く維持されている、これ以上の発毛が見込みにくい、ご本人が十分と感じている、のどれかに当てはまれば、減らす相談を始めます。やめどきは一律の基準では決めず、一緒に考えます。
Q. 治療をやめると、どのくらいで元に戻りますか
スピロノラクトンをやめると3〜6ヶ月で抜け毛・薄毛が戻ってきます。治療のせいで余計に抜けるのではなく、本来の年齢なりの薄毛に向かって進みます。やめる前に減らせるかを一緒に考えます。
Q. 妊娠を考えている場合、治療の期間はどうなりますか
妊活を始める時点で薬は中止し、再開は産後・授乳が終わってからです。妊娠中も診察だけは受けられます。妊娠を考え始めたら、その時点でひと言お伝えください。
まとめ:1年目は土台をつくる時間
持ち帰っていただきたいのは3つです。ひとつ目、見る場所は時期で変わります。3ヶ月は枕や排水口の本数、6ヶ月は同じ角度の写真、12ヶ月はスコープで見た毛の太さです。3ヶ月で鏡が変わらないのは、育った毛がまだ短いからです。ふたつ目、1年目は結果を待つ時間ではなく、抜け毛を止めて細い毛を育て直す時間です。減らす・やめるは、1年の評価を見てから一緒に決めます。やめれば3〜6ヶ月で戻ってきますが、再開すれば戻りますし、途中でやめても解約費用はかかりません。みっつ目、迷ったら、月1回同じ角度で撮った写真を持って診察に来てみてください。スコープの所見と写真を並べれば、効いているのか、待つ段階なのか、見直す段階なのかが分かります。
院長が毎回、マイクロスコープで頭皮を見て診察します。マイクロスコープでの診察とカウンセリングをもとに、一人ひとりに合わせた治療を提案しています。初診や再診、カウンセリングのほか血液検査(※医師が医学的に必要と認めた場合)も無料で受けられますので、気兼ねなくご相談ください。通院が難しい方や時間がない方には、オンライン診療もあります。
参考文献
- 日本皮膚科学会:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版.日本皮膚科学会雑誌 2017;127(13):2763-2777.PDF
- 日本皮膚科学会:皮膚科Q&A「脱毛症」Q1 毛はどのように生えかわっているのですか?.日本皮膚科学会
- Sinclair RD. Female pattern hair loss: a pilot study investigating combination therapy with low-dose oral minoxidil and spironolactone. Int J Dermatol. 2018;57(1):104-109. DOI
- Sinclair R, Wewerinke M, Jolley D. Treatment of female pattern hair loss with oral antiandrogens. Br J Dermatol. 2005;152(3):466-473. DOI
本文中の数値は上記の資料にもとづいています。リンク先は当院が管理するものではありません。
1年続けた人は、どこまで戻ったか
期間の説明より、実際の経過を見たい方へ。あわせて読みたい記事:



